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多汗症とは

多汗症とは、緊張・不安などのストレスから交感神経が狂い、
体温上昇とは関係なくエクリン腺より汗が過剰に放出される
疾患です。特に頭部・手・脇に多く見られます。頭部も、体
温上昇で発汗したり交感神経の刺激で多量に発汗します。手
や脇のように隠すことができません。そのため、人と話をし
てたり視線を感じて汗が流れてしまうことで多汗症体質と見
られてます。また、手や腋ほど手術や努力で容易に治りませ
ん。腋は、体温上昇や交感神経の刺激で多量に発汗し、緊張
や不安などで滴が滴り落ちるほどの発汗をする症状です。手
術や薬などで治る場合もあります。この部位の場合、臭いの
もとを多く含む汗が出されるため、自分の体臭を気にする人
が多いのが特徴です。手の多汗症としては人の視線や公の場
に立って緊張などにより手の汗腺が刺激され、滴となってし
たたり落ちるほどの発汗がみられる症状です。大抵は手術や
ある程度の努力で治すことができます。

多汗症の原因は何でしょう

人よりも緊張しやすいからとか、神経質だと汗をかきやすい
と考えられ、気の持ちようで汗はかかないと思われていまし
た。しかし、多汗症の人は自宅でリラックスしていても手の
ひらから汗が出たり、朝目覚めたとたんに汗をかきはじめる
こともあります。多汗症の場合は、精神的に緊張したから汗
がたくさん出るのではなく、緊張したときに発汗を促す交感
神経が敏感すぎるために汗を多くかいてしまうようです。そ
のため、朝目覚めたなど、ごく普通に交感神経が活動しはじ
めただけで、人一倍汗をかいてしまいます。 多汗症は必ず
しも精神的な要因による病気とは言えません。また更年期障
害の症状のひとつである更年期障害の症状のひとつに、汗を
かいたと思ったらすぐにひいてしまうことがあります。これ
は、更年期になって卵巣機能が衰えてくると発汗を抑制する
エストロゲンというホルモンの分泌が低下するため 甲状腺
機能亢進症になると、甲状腺ホルモンが増加して基礎代謝が
高まり、全身性の多汗が見られます。褐色細胞腫によるもの
副腎腫瘍の一種である褐色細胞腫になりますと、アドレナリ
ンというホルモンが大量に分泌され、この代謝を高めるため
に多汗になることもあります。

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多汗症対策について考えてみましょう

@制汗剤を使用する
一時的に、手のひら、足の裏の汗を止めたいというときは、制汗剤を使用します。現在、制汗剤は市販されている種類も多く、どれを使用するかは自分の状況に合わせて選ぶとよいでしょう。
 また、アルミニウム塩などを用いた制汗剤は効果的だと言われています。ただし、これは物理的に汗が出てくるのを止めるだけのものであり、多汗症そのものを治療するものではありません。
 また、アルミニウムは人体への有害性も指摘されていますので、使用する場合には、注意事項をよく読み、用法をきちんと守るようにしましょう。
A心理療法について
 多汗症は必ずしも精神的なものが要因ではありませんが、場合により心理療法によって症状が軽減することがあります。汗に対して恐怖感や強い不安感を持っているなら、この方法を試してみるとよいでしょう。
 心理療法では主にカウンセリングによって汗に対するマイナス意識を変えていったり、自律訓練法によって自律神経のはたらきを整えるなどの療法を行っています。
B薬物療法について
多汗症の場合、汗に対する不安を取り除くために、精神安定剤を処方されることがあります。この薬は直接汗をとめる作用があるわけではなく、緊張を緩和することが目的です。
 また汗に作用する薬としては、汗をかくときに交感神経の末端から出ているアセチルコリンという化学物質を止める薬があります。しかし、薬は、腺からの分泌を止めるための薬で、手のひらだけではなく全身に作用し、
 口渇、便秘、胃腸障害などの副作用があります。服用する場合は医師との相談が必要です。
C手術による治療について
 多汗症の治療には手術もあります。発汗を作用している交感神経をブロックするというものです。手のひらの汗を止める場合、胸腔鏡を使って胸部交感神経を遮断する手術です。全身麻酔をし、わきの下の皮膚を2〜4ミリほど切って行われます。
 傷口も小さく、手術時間も短いため、患者への負担は少ないようです。また、足の裏の汗を止めるには、腰椎の交感神経をブロックする手術があります。どちらの手術も手のひらや足の裏の汗はストップされるものの、手術後、手のひらや足の裏以外の部分から
 汗が出る代謝性発汗が起こる場合もあります。 しかし、手術の前に代謝性発汗を予測することは難しく、かなり個人差もありますので、手術をする場合には、医師とよく相談することが必要です。

Copyright © 2008 多汗症対策について

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